可憐なスターチス、だけど花粉症は手ごわい!

春から夏にかけて開花するスターチスは、イソマツ科の代表的植物です。 紫、ピンク、黄色などの花びらがかわいらしく、ガーデニングにもブーケにするにも人気です。

スターチスの名前の由来は、ギリシャ語の「statizo」。 これは、止める、という意味です。 ギリシャでは古くから、スターチスを止瀉薬として用いてきたことから、この名前がつけられたと言われています。

「止める」という名前を持ちながら、花言葉は「変わらぬ心、途絶えぬ記憶」という永遠の愛を誓うもの。 とてもロマンティックですね。

スターチスは花持ちがよく、花そのものに水分が少ないため、ドライフラワーの定番になっています。 花を日干しで乾燥させてリースや花葉書などを作ると、鮮やかな仕上がりになります。

花言葉や花持ちのよさが縁起がいいということで、近頃ではウェディングの飾り花としても人気のスターチス。 日本では、熊本県が生産量全国一を誇っています。 可憐だけど力強いその花は、まさに九州の女性のイメージなのかもしれません。

 

スターチスの花粉症

スターチスが開花するのは4月~7月。 ブーケやドライフラワー用の切り花として人気のスターチスを栽培する農家は、この時期が繁忙期です。 同時に、花粉症に悩まされるのもこの時期。

スターチスは、主にビニールハウスで栽培されています。 花持ちが長いのもこの花の特徴なので、スターチス農家の人たちは長時間、密閉された場所でスターチスの花粉に触れることになります。

スターチス花粉症の主な症状は、鼻炎や目のかゆみ・異物感。 農家の人たちは必ずマスク、ゴーグル、軍手などで防護して作業をしますが、それでも3割ほどの人たちが強い花粉症症状で通院するそうです。

 

このように、スターチスはアレルギー反応を起こしやすいため、農家では栽培する花を転換したり、やむなく離職するところも多いのだとか。

こうした農家のスターチス離れを防ぐために、和歌山県の園芸センターでは無花粉スターチスの開発にも取り組んでいます。 一般のみなさんも、ガーデニングでスターチスを栽培するときにはくれぐれもご注意を!

花粉皮膚炎ケア

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